秋バテ予防にヨガ〜自律神経の乱れに効果的なポーズと呼吸法
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
夏の暑さが和らぎ、過ごしやすい気候になるはずの秋。
長引く残暑で、夏の疲れがなかなか抜けないと感じていませんか?
なんだか体がだるい
気持ちがスッキリしない
よく眠れない
寝ても疲れが取れない
頭が重い
食欲が出ない
夏から秋への季節の変わり目には体も心も影響を受けやすく、ちょっとした不調が出やすいんです。
今回は、このような秋バテを予防するために、効果的で簡単にできるヨガをご紹介します。
秋バテの原因
1. 気温・気圧の変動による自律神経の乱れ
秋は気温の変動が大きく、昼間は暑いのに朝晩は冷え込むことが多くなります。
台風や低気圧で、気圧の変動も激しいですよね。
体が気温や気圧の変化に対応しようとして、自律神経の交感神経が優位な状態が続くと、体がだるく感じたり、疲れやすくなるようです。
2. 夏の疲れの蓄積
夏の間に受けた暑さや湿度のストレス、冷房よる体の冷えなどの影響が、秋に入ってから表面化することがあります。
この冷えは血行不良を引き起こし、疲労感やだるさの原因になります。
また、冷えによって内臓の働きも低下するので、消化不良や食欲不振なども現れやすくなるんです。
3. 日照時間の減少
7月8月に比べ、だいぶ日が落ちるのが早くなりましたね。
日光を浴びることで生成されるセロトニンは、気分の安定や心のバランスに関係するホルモンです。
日照時間が減少するとセロトニンの生成が減ってしまって、気分の落ち込みや、やる気が出ないことも。
これも秋バテの原因の一つとされているんです。
ヨガでできる秋バテ予防
ヨガには、自律神経を整え、心と体をリラックスさせる効果があります。
特に、呼吸を意識しながらポーズを行うことで、交感神経と副交感神経のバランスが整いやすくなります。
無理なくできるポーズを紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。
1. 腹式呼吸
鼻からゆっくりと息を吸い、お腹を膨らませます。
息を吐くときはお腹をへこませるように。
副交感神経を優位にして、リラックス効果を高めます。
ストレスを緩和してや体調の改善が期待できますよ。
吸う息より吐く息を長くするとより効果的です。
他には片鼻呼吸法も副交感神経を優位にする呼吸法で、おすすめです。
2. 副交感神経を優位にするヨガポーズ
①キャットアンドカウー猫と牛のポーズ
背骨を柔軟に動かすこのポーズは、自律神経を整え、リラックス効果を高めます。
背骨の動きが神経系を刺激し、体全体の緊張を和らげ、ストレスを和らげる効果があるんです。
また、腰や肩のこわばりもスッキリして、血行が良くなるので体が温まりますよ。
②ダウンドッグー下向きの犬のポーズ
全身の筋肉を心地よく伸ばし、血液の循環を促すポーズです。
ハムストリングスやふくらはぎ、背中の筋肉を伸ばし、体の緊張をほぐしてくれますよ。
頭を心臓より下にすることで、血流が良くなり、気持ちが落ち着く効果もあります。
③チャイルドポーズー子供のポーズ
疲れたときやストレスを感じたときに最適なリラックスポーズです。
背中や腰の緊張がラクになり、自律神経を整える効果があります。
深い呼吸と共に行うと、よりリラックスできて、心が穏やかになりますよ。
④ブリッジポーズー橋のポーズ
胸を開き、呼吸を深めることで、心と体がリフレッシュされます。
腰や背中の疲れを和らげる効果があり、日中の疲れをリセットしてくれますよ。
まとめ
秋バテの症状が現れ始めるのは、昼と夜の気温差が大きくなり始めるタイミングが多いです。
特に、日中はまだ暑いのに朝晩が涼しくなると、体温調節が難しくなり、秋バテを引き起こすことがあります。
ヨガは、無理なく続けられる心と体のケアです。
今からヨガで秋バテ予防を。
体も心も軽やかに、秋の心地よい季節を楽しみましょう。
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