梅雨時期の頭痛対策ーーヨガでできるやさしいセルフケア
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
朝起きたときから、なんだか頭が重くてベッドから出たくない…。
雨が降りそうな日は、ズキズキと頭が痛くなる気がする。
パソコンに向かっていると、目の奥が痛くて肩もガチガチ。気づいたら頭痛まで…。
湿気で空気が重くて、頭がぼーっとしてしまう。
電車や人混みのムワッとした空気にクラクラ…。
なんだか気分も沈みがちで、やる気が出ない…。

雨の日が続くと、気持ちもどんよりしてしまいがちですよね。
そんな時、こんな頭痛に悩まされていませんか?
日本人の約半数が、梅雨時期に頭痛を感じているという調査結果もあるんですよ。
(ウェザーニューズ調べ)
頭が痛いと、何もしたくなくなって、できなくなって、
忙しい更年期世代の方々にとって、
ストレスがさらに溜まってしまいますよね。
そんな梅雨時のつらい頭痛に、やさしく寄り添ってくれるのがヨガ。
今回は、頭痛の原因と、ヨガでできるセルフケアをご紹介します。
梅雨時期の頭痛の原因
梅雨に頭痛が起こる人は多く、
頭がズキズキ痛む
目が重くなる
目の奥が痛む
肩こりを伴う
などの症状が出ることが典型的です。
①気圧の低下と血管の拡張
梅雨の低気圧の時、
外気の圧力が下がるので、
体内の血管、特に脳の血管が広がります。
血管が広がると、その周囲の神経を刺激して、
ズキズキする痛みを引き起こすんです。
②自律神経の乱れ
梅雨時期は気圧の変動が頻繁に起こるので、
交感神経が優位に働いて、体が緊張状態になってしまいます。
その結果、自律神経が乱れて、
血管の収縮と拡張が繰り返されてしまい、
頭痛やめまい、吐き気などが起こります。
③日照時間の減少によるセロトニン不足
梅雨時期は曇りや雨の日が多く、日照時間が減少します。
そのため、脳内のセロトニンの分泌が少なくなり、
気分の落ち込みや頭痛が起こりやすくなるんです。
④湿度の高さによる血流不良・筋緊張
湿度が高いと汗が蒸発しにくいので、
体温を調節する機能が乱れて、
体が冷えやすくなります。
冷えることで、肩や首の血行が悪化して、
筋肉の緊張から起こる頭痛になりやすいんです。
エアコンが効いた室内と、外の気温差でも起こります。
ヨガでできる梅雨時期の頭痛対策
①呼吸法
自律神経のバランスを調整するのに効果的な呼吸法、
片鼻交互呼吸法がおすすめです。
吐く息を長くすることで、
緊張状態からリラックスモードに切り替えることができますよ。
②ポーズ
キャット&カウ
背骨周りの緊張を解して、身体を内側から温まっていきますよ。
呼吸と一緒に、ゆっくり動いてみましょう。

橋のポーズ
胸を開くことで、呼吸が深くなり、血液の循環を良くしてくれますよ。
脳への血流が良くなって、首や肩の緊張からくる頭痛に効果的。

仰向けでのワニのポーズ
背骨をねじることで副交感神経が優位になって、リラックスモードに。
穏やかな呼吸とともに行うことで、自律神経を整えます。

座位の前屈
呼吸とともに、背中・首の緊張を解しましょう。
背面全体をゆるめて、頭を下げることでリラックスできますよ。

まとめ
梅雨の頭痛は、気圧や湿度の変化に体も心もゆさぶられることで起こりがちです。
そんな不調に、ヨガはやさしく寄り添ってくれます。
深く呼吸して、体をゆるめて、自分をいたわる時間を持ってみてくださいね。
無理なく、あなたのペースで。
軽やかに、この季節を乗り越えていきましょう。

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