ヨガで精神的に強くなる?

「ヨガは体にいいけど、メンタルにも効果がある」

「ヨガはリラックスできる」

「有名アスリートもヨガをトレーニングに取り入れていて、メンタルトレーニングににもなるらしい」

そのようなヨガの効果が言われているのは、みなさんご存知だと思います。

「ヨガで精神的に強くなりますか?」と質問を受けることも多々あります。

ヨガの呼吸法はアーサナ(ポーズ)は、自律神経のバランスを整え、リラックスする効果があることはご存知の通りです。

リラックスできるということは、心が穏やかになり、ストレスの軽減にもなります。

リラックス状態と集中する状態はとても関係が深く、集中するためには、リラックスしている必要があります。

リラックスできていれば、集中力も上がりますが、緊張状態では集中しにくいのです。

極度の緊張状態に置かれるアスリートが、マインドトレーニングのためにヨガを練習するのも、リラックスすることで集中力を上げ、パフォーマンスを向上させる目的があるのでしょうね。

今回は、私がヨガをはじめて、精神的にどう変わったのかを振り返ってみます。

精神的に強くなったのでしょうか?

すべての人に当てはまる訳ではありませんが、私のような経験をたどる人は多いと思うので、何かか参考になればと思います。

「今」に集中することができる

呼吸法やアーサナの練習をしているとき、体と呼吸のことに焦点をあわせています。

この時間は、家や仕事でやらなきゃいけないこと、問題になっていること、気になっている人間関係のこと、ネガティブな考えを繰り返したり、そういったことができなくなり、「今、していること」に集中するようになります。

ストレスになっている、不安や心配、考え事から距離を置くのです。

考えは連鎖していく性質があるので、意図的に変えない限り、ずーっと不安なことを考え続けることが癖になってしまいます。

ヨガの時間は、その癖を一旦自分から切り離すのです。

忘れると言っても良いかもしれません。

練習が終わって、体も気持ちもスッキリしたーと気がついたら、

「あれ?私がストレスに思っていたことは、そうでもないかも。自分がそのストレスを握りしめていただけかもしれない。」

そんな事に気がつきました。

ヨガの練習を繰り返すことで、

「今それを考えることで、何か解決するのか?」

「自分ではどうにもならないことを、繰り返し考えてるだけかもしれない。」

「それって、あまり意味がないかも。時間の無駄じゃない?」

そう思うようになっていきました。

今すべきこととすべきでないこと。私ができることとできないこと。それを見極めることに気をつけるようになりました。

不安や心配って、「今」ではなく、未来に生きてしまっているし、後悔は、「今」ではなく、過去に生きてしまっていることにも気がつきました。

「今」できることをする、それが精一杯生きることだと思います。

気持ちが穏やかで満たされている「幸せ」

アーサナのクラスの最後、シャバアーサナを行います。

最初に受けたとき、本当に衝撃を受けました。

体がリラックスして、気持ちが穏やかになって、そんなときの私は、自分に不満を感じないし、ただただ心地よく、幸せだな、嬉しいな、という感覚がありました。

感情的になっているとき、感情に飲み込まれて自分が隠れて見えなくなっていますが、感情が落ち着いたときの穏やかさが私の本質なんじゃないかと思ったのです。

であれば、たとえ感情的になったとしても、穏やかな自分にいつでも戻ることができる、ということがわかりました。

ヨガという道具が、私に与えられたこともありがたいです。

体や感情に気づく

呼吸法やアーサナを行いながら、

「体のどこが動いているか?」

「体はどのような反応をしているか?」

このように体や考えと対話をしています。

少しでも不快な感覚や痛みがあれば、怪我をする前に優しいポーズや動きに変えたり休みます。

ポーズ・体の動き・形も大事ですが、体へ視線を向けて、反応を確かめるのも大事です。

繰り返し練習すると、動いているときのメンタルの反応にも気がつきます。

「気持ちや考えはどう反応しているか?」

「このポーズ気持ちいいなー、もっとやっていたいなー、幸せだなー」

「このポーズ苦手、やりたくない」

「このポーズ、キッツイ!はやくポーズから出たい!逃げたい!イライラする!」

ただその反応を見ます。

反応に対して、良い・悪いとジャッジせず、ただ、私はそう反応した、ただ感じた思った、それを知るだけです。

ヨガの時間でそれを繰り返していくと、生活の中で気がつくことが多くなっていきます。

日常で起こる出来事に対して反応している自分の考えや感情を見るのです。

不快な出来事であれば、「イヤだ!」と感情がでてきます。

特に怒りや悲しみのようなネガティブな感情は、まるで私が怒りであるかのように、感情に私が飲み込まれてしまいます。

感情に飲み込まれてしまうと、良くないとわかっていても、イライラした態度になったり、傷つけるような言動で反応してしまい、後悔することになります。

そうなる前に、自分と感情の距離を置いて、客観的に見る練習をするのです。

例えば怒りの感情に気がついたら、自分で対処することもできます。

怒りの対象から物理的に距離を置くことで、感情が過ぎ去るのを待つことができます。

同じ感情を長い時間持ち続けることは難しいものです。

繰り返す怒りの感情から、違うことに考えの対象を変えることも、一つの対処法です。

客観的に見ることができれば、

「今、私ができることは何か?」「次はこうしよう。」

と、冷静に具体的な対処を考えることができますよね。

そのように対処することを繰り返して、自分の物事に対する反応も、少しずつ変わってきました。

主観的な、感情的な反応ではなく、客観的な、落ち着いた対応に。

もちろん、今でも勉強中で、感情的になることはありますが、扱うのが楽になりました。

精神的な強さとは

私はすぐに不安になって、落ち込んで、なかなか気持ちを切り替えることもできないタイプでした。

振り返ってみると、私は精神的に強くなったかというと、強くもなってないし弱くもなってないかな。

でも、確実に変わったとは思います。

そもそも、精神的な強さって、何があっても持ち込まない、いつも前向きに対応する精神力のことでしょうか?

人生にはいろいろなことが起こります。

起きた出来事に反応して、様々な感情・考えも起こります。

それは避けることができません。感情もなくすことはできません。

辛いことがあって、悲しみや怒りの感情に巻き込まれそうになっても、起きた出来事と状況、自分自身、感情や考えを客観的に見て、対処するほかありません。

ヨガは、体にも効果がありますが、「客観的に」見る練習でもあったと思います。

より良い私たちの人生のために、とても有益な道具です。

みなさんとヨガの練習を続けていくことができますように。








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