ヨガでの怪我を防ぐ⑤ー肘の痛み 猿腕

こんにちは。

「やさしいヨガと出会う場所ーSugandha 蓮沼・蒲田/横浜 ヨガ教室、

出張プライベートヨガ」 emiです。

 

安全にヨガを楽しむために、

ヨガでの怪我を防ぐための記事を書いています。

ヨガでの怪我を防ぐ①ー肉離れ

ヨガでの怪我を防ぐ②ー首

ヨガでの怪我を防ぐ③ー手首の痛み

ヨガでの怪我を防ぐ④ー腰の痛み

今回は最終回、肘の痛みについてです。

 

「私の肘、普通の人と違う気がするんですけど・・・

腕に力が入りにくい感じがします。」

という質問を頂くことがあります。

この方は、いわゆる「猿腕」といわれるものでした。

猿腕は、日常生活で特に支障はないものの、

ヨガの練習ではちょっと気をつけたいところなんです。

 

猿腕とは

簡単に説明しますと、

肘を伸ばしたときに、極端に外へ曲がってしまう状態です。

まっすぐ肘が伸びるのではなく、反っています。

身体の異常ではなくて、結構よくあります。

私もそうです。

自分は猿腕かどうか確かめるの方法はいくつかありますが、

ヨガでよく行う動き、四つ這いになってみるとわかります。

この姿勢のときに、

肘の裏側が正面に向いていると猿腕です。

肘の関節が、過伸展しています。

私もそうなんですが、自然に四つ這いになると、

この肘の位置が楽に感じるんですよね。

でも、肘にとって安全な位置は、

両肘の裏側がお互い向き合うように、内側に向く位置です。

肘が過伸展していると、肘関節は不安定で、

身体の重さに耐えにくい、

筋肉を使いにくい状態です。

そのため、肘や手首の筋肉や腱を痛めることがあります。

 

ヨガの練習で気をつけることは

腕をマットについて行うポーズで、

猿腕の方は肘や手首に負担をかけやすいので、

気をつけたほうがいいですね。

必ず肘が反っていない、まっすぐの状態で、

バランスを取るようにしましょう。

「肘の裏面の向き」に気をつけて。

このようなポーズは、

肩、腕はもちろん、ある程度全身の筋力がないと、

肩、肘、手首に負担をかけやすいので、

練習を初めたばかりの方、

筋力がまだ十分じゃないな、という方は、

膝をつくなど、やさしい形に変えて練習するのもおすすめです。

そしてダウンドック。

過伸展の状態で行うと、肘に負担がかかります。

1回のクラスで、ダウンドックは何度も行いますよね。

それを何年も繰り返したら、負荷がかかるのは当然です。

ダウンドックも肘が過伸展しないように気をつけると安全ですよ。

 

全5回で、ヨガで起こる怪我、怪我のない練習についてまとめました。

安全な練習のために、参考になれば幸いです。

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