疲れやすい・睡眠不足・ホットフラッシューヨガで夏の自律神経の乱れを改善
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
8/7の立秋を過ぎましたが、まだまだ暑い夏が続いています。
夏の暑さが続くと、
いつもより疲れやすくて、体がだるい
頭が重くて、痛みがある
暑さで寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めて、ぐっすり眠れないし疲れも取れない
食欲がなくなって、食事が楽しめない
ちょっとしたことで不安になったり、イライラしたり、感情が乱れやすい
暑さのせいか、ホットフラッシュや汗が出てつらい
これといった原因はないけれど、なんだか体調がよくなかったり、気持ちが落ち着かなかったりしませんか?
夏の時期特有の原因で、自律神経のバランスが乱れているかもしれませんよ。
特に40代、50代の私たち世代は、夏の自律神経の不調と、更年期の症状が重なりやすい時期ですよね。
今回は、夏の自律神経のバランスを整えるヨガをご紹介します。
夏に自律神経が乱れる原因
①夏の猛暑
猛暑に対応するために、体温を調整する自律神経が過剰に働き、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
②室内外の気温差
自律神経は、暑い外と、エアコンの効いた涼しい室内の気温差に対応しています。
寒暖差が7度以上あると、自律神経が過剰に働くと言われていますよ。
③脱水
夏は汗をかくので、体内の水分が不足しがち。
脱水すると、交感神経が優位に働くので、血流が滞り、疲労を感じやすくなるんです。
④睡眠不足
熱帯夜が続き、暑さで寝つきが悪くなったり、寝苦しくて途中で目が覚めたりしませんか?
エアコンを付けて眠ると、逆に寒くなったり。
睡眠不足や睡眠の質が下がると、副交感神経の働きを低下させてしまい、自律神経のバランスが乱れてしまうのです。
⑤紫外線
紫外線も、自律神経のバランスを乱す原因なんです。
涼しい時期に外を歩くのと、炎天下で外を歩くのとでは、疲労度が違いますよね?
強い紫外線によって活性酸素が大量に発生すると、自律神経が疲弊してしまいます。
⑥生活リズムの乱れ
夏休みや夏の旅行、お盆の帰省など、夏はイベントがたくさんありますね。
日常と違う生活リズムになることも、自律神経のバランスが崩れる原因です。
夏の自律神経の乱れを整えるためにヨガができること
①適度な運動としてのヨガ
無理なく体を動かすことで、筋肉や神経を刺激して、全身の血流を良くします。
自律神経のバランスも整え、疲れからの回復につながります。
体力を消耗しない程度の動きがあるヨガがおすすめです。
②リラクゼージョンとしてのヨガ
暑さ、寒暖差、睡眠不足、紫外線などで、自律神経の交感神経が優位になりやすい夏。
リラックスして副交感神経が優位になるようにしましょう。
呼吸法や体を緩めるポーズがおすすめです。
おすすめの呼吸法とヨガポーズ
自律神経の乱れを改善するために、ヨガを取り入れてみましょう。
簡単な呼吸法やポーズをいくつかご紹介します。
①呼吸法
最も手軽で、しかも効果的なのが、呼吸法。
ヨガクラスで行う呼吸法でなくても大丈夫です。
座って目を閉じて、または仰向けになってもいいです。
吸うときはお腹を膨らませて、吐くときはお腹をへこませて。
腹式呼吸は副交感神経を優位にします。
また、吸う息より吐く息を長くするのも、副交感神経を優位にします。
4カウントで吸って、8カウントで吐く、というように。
体も、気持ちも穏やかに落ち着きますよ。
②ポーズ
座位の前屈
背中や腰、下半身、股関節の筋肉を解して、リラックスできるポーズです。
心臓などの内臓や背骨の周りをマッサージするように疲れが和らぎ、体の怠さを取り除きます。
立位の前屈も、気力が充実して、気分が落ち着きますよ。脳への効果も。
脚と胸の間に、ボルスターや大きい枕などを入れると、上半身の力が抜けて、よりリラックスできます。
下向きの犬のポーズ
上半身を下げているので、心臓に負担をかけず、上半身の血行を促進し、リフレッシュできるポーズです。
肩甲骨まわりが解れて、体側も、脚も、全身の筋肉が緩んでリラックスできます。
肩立ちのポーズ
体とマインド、両方に調和をもたらすポーズです。
このポーズの効果はたくさんあるのですが、血行も良くなり、内臓も刺激され、毒素も排出させ、活力が回復されます。
・壁際に仰向けになり、壁に向かって脚をあげる
・ただ仰向けになって脚をあげる
というように、やさしい形で行うのもおすすめですよ。
ツイストのポーズ
背中・腰、臀部の筋肉を解して、緊張がほぐれるポーズです。
倒している脚と同じ方の腕(図では左の腕)を肩のラインで開いたりすると、胸の筋肉も伸ばされて、気持ちがいいですよ。
屍のポーズ・シャバアーサナ
究極の癒しのポーズじゃないかと思います。
睡眠よりも、疲労回復効果が高いとか。
体を完全に休めて、マインドも休めて、エネルギーを充電します。
5〜15分程度、仰向けになってリラックスするだけでも違います。
夏のお昼寝代わりにも、リフレッシュしますよ。
おわりに
どのポーズも、いつもより、ゆっくり深く呼吸をしてみましょう。
ホールドの時間も少し長めにすると、よりリラックスします。
ヨガで夏の自律神経のバランスを整えて、心と体を大切に、快適な夏を過ごしましょう。
無理せず続けることで、きっと効果を感じられると思います。
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