「膝を抱えると太ももの付け根が痛い」
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
ヨガクラスの後、ご質問を頂きました。
「膝を抱える動きをすると、太ももの付け根が痛いんです」
このようなご質問、めずらしいことではないんですよ。
特に仰向けになって、片脚で膝を抱えると、
太ももの付け根、いわゆる鼠蹊部、股関節の前側に感じるようです。
痛みもありますし、
何か挟まっているような違和感、
挟まっていてつっかえているような感じ、
と表現される方もいらっしゃいます。
実は私も経験があります。
痛いというより、何かが挟まっている感じで、動きが良くないんです。
このようなとき、ヨガでどのように改善できるのかをご紹介します。
痛みの原因
正直に言うと、痛みの原因を「これだ!」特定するのはとても難しいんです。
一般的には、
股関節周辺の筋力が落ちていて、柔軟性も落ちている
筋肉の使いすぎで疲労が溜まり、筋肉が緊張して固く縮こまってしまっている
ことが原因として言われています。
股関節は、体重を支える重要な関節です。
歩くときには、体重の約3倍、立ち上がるときには約6倍、床から立ち上がるときには約10倍の負荷がかかるそうです。
姿勢が良くなかったり、股関節の可動域が狭かったりして動きにくいと、筋肉の疲労が重なって、筋肉が硬くなることはよくあります。
心当たり、ありませんか?
痛みを和らげるヨガのポーズ
自分の経験と、質問して下さった皆さんの状態から察すると、
太ももの前側の筋肉が硬くなっているときに、太もももの付け根が痛くなることが多いようです。
なので、太ももの前側の筋肉を緩めてあげると、痛みが楽になることが多いんです。
このようなヨガのポーズがおすすめですよ。
まずは正座で座ってみて、膝や足首、股関節に負担がないかを確認します。
正座でも、かなり太ももの前の筋肉は伸びますよ。
仰向けでこのように膝を折るのも、おすすめ。
両脚同時に行うのが大変な場合は、片脚ずつでも。
仰向けでこのように膝を折るのもいいです。
カカトをヒップに近づけます。
足を掴んでいない方の手は、前方に置いて行うとやりやすいと思います。
無理に伸ばそうとせず、ゆっくり深い呼吸をしながら行ってみてください。
痛気持ちいくらいで、やり過ぎず。
少しでも痛みをラクにして、楽しくヨガを練習しましょう!
ご質問、ありがとうございました。
ugandha (スガンダ)Yogaでは、 蓮沼・蒲田教室、出張でのプライベートヨガを開催しています。
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