śāntiḥ(シャーンティヒ)を祈ること

こんにちは。

「やさしいヨガと出会う場所ーSugandha 蓮沼・蒲田/横浜 ヨガ教室、出張プライベートヨガ」 emiです。

ओं शान्तिः शान्तिः शान्तिः ।।

oṃ śāntiḥ śāntiḥ śāntiḥ ।।

ヴェーダーンタのクラス、アーサナヨガのクラスの

始まりと終わりのチャンティングで必ず出てくるのが、このśāntiḥです。

今回はこのśāntiḥについて簡単に書いてみます。

śāntiḥの発音

śāntiḥの発音ですが、

śは、シャ。サではありません。

āは、長母音のア。短いアではなく、2拍でアーです。

nは、舌を上の前歯の裏につけて、ナを発音するように。

tiは、ティも、舌を上の前歯の裏につけて。

ḥは、ヴィサルガというのですが、hの発音(簡単に言うとハ行)で、

母音は直前の母音にならいます。

śāntiḥの場合、ḥの直前の母音はi なので、hi(匕)となります。

カタカナで表すのは限界がありますが、「シャーンティヒ」です。

更に、

śāntiḥ śāntiḥ śāntiḥ

と続く場合、「シャーンティヒ、シャーンティヒ、シャーンティヒ」ではなく、

発音が変わります。

ḥヴィサルガのあと、śという蒸気音が来る場合、ḥの発音は蒸気音に変わります。

śāntiḥ から śāntiś に変わるのです。

カタカナで表現するの難しいですね。シャーンティにśの音を足します。

最後3つめのśāntiḥは、後ろにśの音が来ないので、「シャーンティヒ」のままです。

この発音は、サンスクリット語を習っている先生から直接教えてもらってください。

śāntiḥの意味

一般的に、śāntiḥの意味は、平和、平穏とか静寂とか訳されていますね。

もちろん、その意味もありますが、ヴェーダーンタを学んでいくと、

マインドの静寂、自分自身と考えや感情との隙間、識別、

それを更に突き詰めると、究極モークシャのこと。。。

と結構奥が深い言葉です。

この意味は一旦置いておいて、クラスの前後に3回唱えるのはどうしてでしょうか?

3つのレベルの障害

3回śāntiḥを唱える理由について、これも諸説あるようです。

今回は、私がヴェーダーンタのクラスで先生から聞いたお話からまとめます。

śāntiḥー平和、平穏って、「障害がない」ということでもあります。

「どうか障害がありませんように」

それを3つの側面・レベルで祈っています。

私自身の障害、私の周りの障害、地球や世界規模の障害

この3つのレベルでの障害を取り除いてくださいというお祈りです。

例えば、ヴェーダーンタの勉強について言うなら。

自分自身の障害とは、

「面倒くさいな、今日は勉強やめようかな」というような怠惰な気持ちだったり、

「どうせ私にはわからない、無理」と諦めることだったり。

自分の体の不調も、勉強ができなくなりますよね。

私はすごく思い当たることがあります。楽をして、サボってしまうところ。

そして2つめの私の周りの障害とは、自分の周りの環境の障害です。

自分の生活がままならない、落ち着かないと勉強する時間を作ることもできません。

かつての私もそうでしたが、仕事のことで精一杯、時間も気持ちも余裕がないと、

勉強から遠ざかります。

他にも、家族のケアが必要で時間が作れないとか、ありますよね。

クラスに参加しようとしていたけれど、家族が病気になって参加できなくなるとか、

他にもトラブルが起きて参加できなくなるとかです。

そして最後、地球や世界規模の障害とは、災害とか戦争とか、

自分ではどうにもしようがない障害です。

災害や戦争中では、勉強どころではなくなります。

生きていくことで、精一杯になりますよね。

クラスの開催は到底難しいでしょう。

まとめ

このようにみていくと、ヴェーダーンタの勉強会やクラス、アーサナヨガのクラス、

その他、日常普通にできていることも、

たくさんの障害が取り除かれて、行うことができているんですよね。

もし私が、道で躓いて転んで大怪我をしたら、

電車が止まって教室に行けなくなったら、

何らかのトラブルがあったら、クラスはできなくなります。

自分で気をつけていますが、

気が付かないところで、障害を取り除いてくれているんでしょう。

ガネーシャが。

たくさんの奇跡が積み重なって、今ここで、障害なくできている。

新型コロナウイルスの影響で、今までできていたことができなくなっています。

地球や世界規模の障害です。

あらためて、日々の生活ができることって、

奇跡の積み重ねであることがわかります。

障害がなく、平穏な日常に戻るように、あらためて祈ります。

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