ダウンドックのコツ⑤ ー 頭の位置と視線

こんにちは。

「やさしいヨガと出会う場所ーSugandha 蓮沼・蒲田/横浜 ヨガ教室、プライベート・パーソナルヨガ」 emiです。

adho mukha svanasana(下向きの犬のポーズ)、いわゆるダウンドックを6回連続で解説しています。

ダウンドックのコツ① ー 手
ダウンドックのコツ② ー 肩
ダウンドックのコツ③ ー 手と足の位置
ダウンドックのコツ④ ー 足で地を踏みしめる

5回目は、頭の位置と視線についてです。

ヨガをはじめて間もない方、いまいちよくこのポーズがわからないな、という方のお役に立てればと思います。

ダウンドックの頭の位置と視線

上の図の通り、このポーズでは、頭を下げています。

背骨から頭頂が一直線になるように。

両足の間か、お腹をみつめて、視線を一点に集中させます。

前を見ようとしないこと

クラスでたまに見かけるのですが、特に初心者の方は、前を見ようとしてしまいます。

このポーズの時に、前を見ようと頭を上げると、首の負担になります。

前を見るほどではなくても、頭を完全に下げずに、両手の間を見るのも、

首や肩の筋肉でかなり頑張ることになるので、首や肩に負担がかかります。

首や肩を守るためにも、視線は両足の間かお腹にして、首をリラックスさせるようにしましょう。

視線を定めることの効果

両足の間かお腹に視線の位置を定めることで、集中力を高める効果があります。

視線がキョロキョロ泳いでいると、目ではあれこれと情報をキャッチするので、

マインドもあれこれ働いて、集中できなくなります。

そしてもうひとつ。

このポーズは前を見ることができない、というのも、心理的に大きな働きがあります。

前を見ることができると、目からの情報で、周りの状況が即時に良くわかり、ある意味安心できるのです。

ですが、このポーズでは、前を見ることができません。

視界からの情報や安心を手放すことにもなります。

いつも周囲の状況が気になってしまう方、

周りの人が気になってしまう方、

常に前を見て、コントロールしようとしている方は、

前が見れず、視界が狭くなり、違和感を感じるかもしれません。

このポーズで、視界からの情報や安心は手放しますが、

逆に気分や感情が落ち着くので、もっと大きな安心を感じることができるんですよ。

自分の内にある静けさを感じることができますから。

次回は、最終回です。骨盤の位置とダウンドックの効果をまとめます。

お楽しみに!

ダウンドックのコツ⑥ ー 骨盤の位置とダウンドックの効果


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