免疫機能を上げるヨガ

こんにちは。

「やさしいヨガと出会う場所ーSugandha 蓮沼・蒲田/横浜 ヨガ教室、出張プライベートヨガ」 emiです。

1月20日の大寒を過ぎ、2月4日の立春まで、寒さが厳しい時期になりました。

風邪やインフルエンザが流行っているので、みなさんも対策をされていると思います。

ご存知の通り、風邪やインフルエンザの予防には、免疫機能を上げることが重要です。

ヨガは免疫機能を上げる効果があると考えられていますが、今回はヨガと免疫機能の関係をまとめてみました。

 

免疫機能とは

免疫機能とは、簡単に言うと、ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入するのを防ぎ、また侵入した病原体を退治する機能です。

皮膚や鼻・喉など粘膜などの免疫細胞は、病原体の侵入を防ぎ、マクロファージやリンパ球、顆粒球などの白血球の免疫細胞は、侵入してきた病原体を退治します。

 

ヨガでできること

免疫機能を上げるために、ヨガの効果はどのようなものでしょうか?

 

ストレス緩和

ストレスは免疫機能を低下させるというのはご存知の通りです。

ストレスにさらされると、病気を引き起こすホルモン・コルチゾールの分泌量が一気に上昇し、免疫機能は一時的に高まります。

しかし、慢性的にストレスにさらされていると、自己防衛機能に悪影響をもたらします。ウイルスに対する抵抗力が低下し、風邪を引きやすくなります。

更に過度に病原体に反応し、自己免疫疾患を起こすことにもなります。

ストレスにさらされると、アドレナリンなどの分泌量が上昇するのですが、そうなると、肝臓からタンパク質、ビタミン、ミネラルなどが消費され、新しい免疫細胞を作る栄養分がなくなってしまうことにもなります。

ヨガでの呼吸法、アーサナは、身体や気持ちをリラックスさせることでストレスを緩和し、神経系のバランスを整え、免疫機能を保ち、高める効果があります。

特にリラックス効果が高いアーサナ、チャイルドポーズ、前屈、下向きの犬のポーズなどがおすすめです。

血液・リンパの流れを改善

リンパ系の免疫細胞はリンパ管を通るリンパ液に乗って全身を巡って働いています。

そしてリンパ節で、細胞やウイルスの浄化をしています。

リンパ液は、リンパ管の周辺の筋肉が動くことで、心臓の方向へ押し出され、静脈と合流します。

一方、白血球の免疫細胞は、血液にのって全身を巡り、病原体から身体を守ります。

筋肉を動かし、血液の循環を良くするアーサナは、血液とリンパ液の循環を良くする点でも効果的です。

アーサナはどれも筋肉を動かし、血液循環を促進するので効果的ですが、特におすすめなのは、逆転のポーズや胸を開く(後屈)のポーズです。

冷えない身体をつくる

体温が1℃下がると、免疫機能が30%落ちる

と言われています。

体温が下がることで、血液循環が低下し、免疫機能が低下します。

体温が高いと、リンパ球が増えて、免疫機能が上がります。

風邪を引いて熱がでるのは、免疫細胞が病原菌から身体を守ろうとする働きです。

筋肉を動かすことで、身体が温まりますから、ヨガのアーサナは冷えない身体をつくるためにも良いですよね。

 

リラックスする時間をとる

仕事や家事、育児などで慌ただしい毎日を過ごしていると、リラックスする、ほっとする時間はなかなか取れないかもしれません。

やらなければいけないこと、過去や未来のことを考えずに、

「何もしない」

そのような時間が、心身の疲労を癒やします。

ヨガでのリラクゼーション、シャバアーサナは、そのような時間を与えてくれます。

睡眠ではなく、身体を休め、感覚器官も落ち着かせ、マインドも静かにするのです。

白血球のうち、主にウイルスに対して働くリンパ球は、自律神経の働きに影響を受けています。

休息しているとき、リラックスしているときにリンパ球は活発に働きます。

ヨガの他に効果的なこと

他にも免疫機能を上げるのに効果的なことは、

十分な睡眠

睡眠中にリンパ球が増えて免疫機能を高めます。

 

食事

栄養のある、バランスのとれた食事

食べ過ぎは消化を担う腸の負担になります。(免疫の要は腸です。)食べすぎに気をつけましょう。

 

などがありますね。

身体に無理のない、規則正しい生活を過ごすことが、免疫機能を上げることになるのです。

特別な対策をするというよりも、日々の生活を丁寧にすることなんですね。

 

寒さのピークの時期を過ぎると、「立春」春の始まりです。

長いようですが、2週間位なんですよね。

この時期を乗り切り、春を迎える準備をしましょう。

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