ヨガで質の高い呼吸をー乾燥による不調を防ぐ
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
蒸し暑い残暑が終わったと思ったら、次は乾燥が気になる時期になってきましたね。
室内の湿度を見ると、30%程度だったりして、驚いてしまいました。
秋・冬は、この乾燥で、肌や髪の乾燥などの不快感、体の不調なども起こります。
喉が乾燥して、イガイガなどの不快感、痛み
鼻水がでる
咳がでる
風邪をひきやすい
体の潤いを保ち、乾燥からの不調を防ぐために、「呼吸」を見直してみませんか?
今回はヨガの呼吸をおさらいしてみます。
ヨガ呼吸の効果
ヨガは体を動かすことも重要ですが、呼吸を意識することから始まります。
体内の働きの中で、唯一自分でコントロールできるのが呼吸です。
とはいっても、コントロールできるのは、ほんの一部ですが。
ヨガは呼吸法と動きながら深い呼吸をします。
ヨガの呼吸は主にこのような効果がありますよ。
・血行が良くなる
・体温を上げる
・自律神経を整える
・リッラックスできる
・集中力を上げる
・新陳代謝を促進する
ヨガの呼吸のポイント
鼻呼吸
鼻呼吸、できていますか?
呼吸は自分で意図しなくても、体が行ってくれるので、自分がどのように呼吸をしているのか、注意しないと気がつかないものです。
鼻や喉のトラブルが多い方は、口呼吸をしているかもしれませんよ。
ヨガの呼吸の基本は、鼻で吸って鼻で吐く、鼻呼吸です。
鼻呼吸は、体内に取り入れる空気の温度や湿度を調整してくれますので、乾燥を防ぎます。
鼻から吸うのは、フィルターを通して外気を取り入れるようなもので、異物やウイルスの侵入を防ぎ、風の予防にもなります。
腹式呼吸
ヨガにはさまざまな呼吸法がありますが、まずは腹式呼吸を行なってみましょう。
吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹をへこませます。
座って行なってやりにくいな、という方は、仰向けで行うともっとラクにできますよ。
ヨガ初心者の方は、呼吸と体の動きが逆になってしまい、腹式呼吸が難しく感じるかもしれません。
落ち着いて、一呼吸ひと呼吸、丁寧に行えば大丈夫です。
私たちが無意識に行なっている呼吸は、胸式呼吸です。
胸式呼吸と腹式呼吸の大きな違いは、腹式呼吸は横隔膜を動かすことなんです。
私たちの肺自体は伸びたり縮んだりできないので、まわりの筋肉が動くことで肺が動かされます。
横隔膜を動かす腹式呼吸は、胸式呼吸よりも深い呼吸ができますから、呼吸の効果がさらに上がりますよね。
そして、横隔膜の周辺には神経組織が集まっているので、腹式呼吸で大きく動くと副交感神経が刺激され、リラックス効果が高まります。
吐く息を長くする
しっかり息を吐く、吐き切ることによって、吸う呼吸で必要な空気を取り入れることができます。
普段の呼吸では、吐き切る・吸い切るというような深い呼吸はしませんよね。
吸うことよりも、まずは吐く呼吸を長く、深く、ゆっくり行なってみましょう。
より質の高い呼吸ができますよ。
ヨガで呼吸を意識することで、日常の呼吸も意識しやすくなり、心身に良い呼吸を心がけるようになります。
日常にヨガを取り入れて、乾燥によるトラブルを防ぎましょう。
Sugandha (スガンダ)Yogaでは、 蓮沼・蒲田教室、出張でのプライベートヨガを開催しています。
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