ヨガで頭痛対策ー更年期の頭痛にも
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
「ヨガの後は、頭痛が治りました」
「ヨガでリラックスして、偏頭痛がラクになりました」
そのようなご感想をいただくことがあります。
ありがとうございます。
リラクゼーションが頭痛などの痛みをラクにする効果があるという研究報告があるんですよ。
インドの大学の報告でも、ヨガが頭痛に効果があるという報告があります。
更年期の症状として、頭痛にお悩みの方も多いようです。
頭痛をラクにするヨガについてご紹介します。
一般的には主に2つのタイプとそれぞれの原因があります。
①偏頭痛
脳の血管が急速に拡張して起こる頭痛です。
ズキズキした痛みがあります。
ストレス、睡眠不足、食事、女性ホルモンの影響など複合的な原因があるようです。
光や音の刺激に敏感になったり、ひどい時は吐き気が出ることも。
体を動かすと悪化する場合があります。
②緊張型頭痛
眼精疲労、体のストレスによる首や肩の筋肉のこり、心のストレスによって起こる筋肉の収縮などが原因です。
頭が締め付けられるような痛みが出ます。
体を動かしても、痛みが悪化しない傾向があります。
なぜ更年期に頭痛が起こりやすいの?
女性ホルモンが減少する更年期。
血管を縮めたり拡げたりする調整がうまくいかなくなってしまい、偏頭痛が起こります。
閉経後は治る方が多いそうです。
そして更年期は、筋力の低下、血液の循環が滞りやすく、肩や首のこりや痛みから緊張型頭痛がおこることに。
頭痛をラクにするには
偏頭痛の場合は、痛いところを冷やして拡がった血管を縮めます。
光や音の刺激を避けるために、暗く静かな場所で横になって休むのが大事です。
緊張性頭痛の場合は、温めるのが大切。
お風呂に入る、マッサージ、また体を動かして血流を良くすることもいいですね。
なぜヨガが頭痛に効果的?
①リラックス効果
ヨガの簡単な呼吸法や緩やかな動き、休息をもたらすヨガのポーズはリラックス効果が高く、神経を落ち着かせる効果があります。
リラックスすることで、 心身のストレスから起こる筋肉の緊張も解れますよ。
②筋肉の緊張を和らげる
ヨガで筋肉を動かすことで、頭痛の原因である首や肩、頭の筋肉の緊張を和らげます。
血行が良くなり、心の緊張もほぐれます。
また、筋肉がかたいことと筋肉が弱いのも、肩こりや頭痛の原因になるんです。
ヨガで適度な筋肉の柔軟性と筋力を養うことで、 頭痛になりにくい体になります。
③ 体の変化に気づく
ヨガを続けていると、自分の体の変化、体調に気がつきやすくなります。
体のどこを動かしているのかを意識するので、
「 肩が凝っているな」
「首が硬くなってる感じ」
「頭が重だるいなぁ」
というような体の状態に気がつくようになります。
気がつけば、ほぐすために動いたり温めたりという対応がすぐに出来るようになります。
ヨガでできる頭痛対策
偏頭痛の場合
光や音が辛く感じるので、シャバアーサナで横になってリラックスします。
片鼻呼吸法で神経を落ち着かせてもいいですね。
動くと痛みが増すので、安静に。
アイピローを使って、目を休めるのもおすすめです。
緊張型頭痛の場合
痛みがひどい時はシャバアーサナでリラックスしましょう。
痛みがひどくなければ、アクティブなタイプのヨガよりも、心身の回復ができる穏やかなヨガで、深い呼吸をしながらゆっくり動きます。
やさしいハタヨガ、リストラティブヨガやマインドフルネスヨガセラピーなどがお勧めです。
血流が良くなり、筋肉の緊張がほぐれて、神経も落ち着き、痛みが和らいでくるでしょう。
頭痛はひどくなると、日常生活がつらくなりますよね。
私もヨガを始める前は、肩こりからくる緊張型頭痛や、眼精疲労からの偏頭痛に悩まされていましたが、ヨガを続けることで、ひどくなることはほとんどなくなりました。
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