屍のポーズ Savasana 4 「何もしなくても満足」
こんにちは。
「やさしいヨガと出会う場所ーSugandha 蓮沼・蒲田/横浜 ヨガ教室、出張プライベートヨガ」 emiです。
屍のポーズについて、最後です。
屍のポーズ Savasana 1
屍のポーズ Savasana 2 肉体的な効果と精神的な効果
屍のポーズ Savasana 3 「シャバアーサナが苦手です」
私は初めてヨガを経験したとき、屍のポーズに衝撃を受けました。
「何なんだろう、この気持ちがいい体験。ずっとこうしていたい!」と思ったのです。
体が気持ちいいだけでなく、頭が空っぽになるというか、クリアになってスッキリ。
なぜか幸せな気分になるのです。
ヴェーダーンタを学んでいて、それがどういうことなのか、わかってきました。
それまでの私は、常に何かをしていないと不安で、
何かをすることで幸せになろう、満たせれようとしていました。
「私は不安で、満たされてない、だから何とかしなきゃ!」
と、ずっと自分に満足できない。
屍のポーズでの幸せな気分は、それを覆すものでした。
「何もしてないのに、こんなに心地よい。」
「ずっとこのままでいい」
「ずっとこのままでいたい」
と思うのは、
少なくても、その時の私は、
自分に何かを足そうとしたり、
自分から何かを引こうとしたり、
そんなことは一切必要ないのです。
自分自身を受け入れているから、
嫌なことがあったとしても。
良いことがあったとしても。
たとえ何か気になる問題があっても。
それもすべて受け入れている。
いつも自分を何とかしたい、
自分を変えたい、
何者かになりたい(「サムサーラ」です)、
と思っていた私には衝撃でした。
だから私はシャバアーサナに惹かれたんだな、と思います。