夏の終わりにー胃腸の疲れを癒すヨガ

こんにちは。

Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。

9月になり、秋の気配を感じますが、まだまだ暑いですね。

そろそろ、夏の疲れを実感する時期かと思いますが、

みなさんは、体調、いかがですか?


夏の疲れを感じている方は、こちらをどうぞ。

「ヨガで夏の疲労回復」


夏の終わり、暑さが少し和らいできたにもかかわらず、

ということはありませんか?

今回は、この夏の終わりの時期になりやすい、胃腸などの消化器系の疲れの原因と、ヨガでできることをご紹介します。

①自律神経の乱れによる血行不良

暑さの峠を過ぎて、朝晩はだいぶ涼しくなりましたね。

暑い昼間と涼しい朝晩、急に涼しくなったり、また暑さが戻ったり、不安定な気温で、体温を整える自律神経には負担がかかってしまいます。

自律神経のバランスが乱れ、緊張状態である交感神経が優位になると、血管が縮んで、血流が滞りがちに。

胃腸への血流も少なくなり、消化機能が低下し、消化不良・食欲不振などの胃腸の疲れの原因になってしまうのです。

②冷たいものの取り過ぎ

昼間はまだまだ暑いですから、冷たいものを食べたり飲んだりして、胃腸を冷やしてしまうことも多いのではないでしょうか。

胃腸が冷えることも、消化機能が低下して、食欲不振などの胃腸の疲れにもなりますし、さらに体の疲れや倦怠感、疲れが取れない、ということにも。

夏の終わりの胃腸の疲れにヨガができること

①自律神経のバランスを整える

ヨガの呼吸法や体を動かすアーサナは、自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えが上手にできるように促し、バランスを整える効果があります。

暑い時期は、交感神経が優位になりやすいので、

・腹式の呼吸や、吐く息を長くしてリラックスする

・ゆっくり動くヨガのクラスで、長く深い呼吸を続ける

ということを意識して、副交感神経に切り替わるように促すのがおすすめです。

②消化器系に効果的なヨガのポーズ

ヨガの練習は、あるポーズだけをやるのではなく、全身を満遍なく動かすことで効果が高くなるのですが、消化器系に効果的なポーズはたくさんあります。

ツイスト、体側を伸ばす、前屈、後屈、逆転、というほとんどのポーズがいいんですよ。

特に座位での前屈は、おすすめです。

お腹が太ももにあたって、内臓が刺激されることもありますが、腰から背中、背骨をとても伸ばしてくれます。

特に肋骨の下あたり(体の前面も、後ろ面も)がゆるむと、消化器の働きが良くなります。

反対に、体が冷えると、背中や肋骨の下(上腹部)が硬くなり、消化の機能が低下します。

座位での前屈はリラックス効果も期待できるので、自律神経のバランスを整えるのにもいいんですよ。


ツイストのポーズも消化器系の調子を整える効果があるポーズです。

ゆっくり呼吸をして、7〜10呼吸ぐらい、じっくりとポーズに入ってみてくださいね。


これからは秋の味覚が美味しい季節がやってきます。

その前に、胃腸の疲れを癒して、体調を整えておきましょう!




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