屍のポーズ Savasana 1
こんにちは。
「やさしいヨガと出会う場所ーSugandha 蓮沼・蒲田/横浜 ヨガ教室、出張プライベートヨガ」 emiです。
あるプライベートレッスンの方が、クラスの最後に、
「あー、やっとSavasana 。すごく楽しみ!」と仰っていました。
このSavasana(屍のポーズ)のためにやっているところがありますよね。
今回から屍のポーズのポーズのことをまとめたいと思います。
屍のポーズは、どのスタイルのヨガでも、クラスの最後に行う、深くリラックスするポーズです。
Savasana(屍のポーズ)とは
床の上に、仰向けになります。
ヨガマット(なければバスタオルなど)を敷いて、体が痛くないように、不快にならないようにします。
足を腰幅に開き、腕は体側から少し離して、目を閉じます。
両脚を床から5cmくらい持ち上げて、ストンと脱力してマットに脚を戻します。
カカトはマットにつけたまま、骨盤を5cmくらい持ち上げて、ストンと脱力してマットに骨盤を下ろします。
両腕も床から5cmくらい持ち上げて、ぎゅっと手を握って拳を作って力みます。
次に大きく手を開き、全開に指を広げて、ストンと落とします。
肩を耳の方へ引きつけて、ぎゅっと肩を緊張させ、吐く息と共にストンと肩を落とします。
顔からも力を抜きます。
ほっぺた、唇、舌、アゴ、まぶた、眼球、眉間、額、全てリラックスさせます。
体がリラックスした後
体がリラックスしたのを感じたら、鼻から深く、たっぷりと息を吸い、大きく口を開けて、お腹の底から思いっきり吐きます。
全ての緊張感、ストレス、不安や心配を手放す呼吸です。
ここからは、深い呼吸をやめて、自然な呼吸に戻ります。
重力に体を任せて、体の重みを感じながら、床に体が溶けてしまうように脱力しましょう。
しばらくすると、肉体・神経・マインドが静かになります。
屍のポーズの効果
クラスの最後に行うことで、それまで行ってきたのアーサナの疲労を取り除く効果があります。
アーサナで結構体を動かした後でも、あまり体に疲労が残りません。
逆にスッキリとして、元気になる感じがします。
神経が落ち着く、ストレス解消、などの効果もあります。
睡眠とは違う、深いリラクゼーションです。
実は、最も簡単で、最も難しいポーズと言われています。
体のリラクゼーションはわかりやすいのですが、
考えや感情が落ち着く、マインドのリラクゼーションが難しいのです。
といっても、あまり考えすぎず、シャバアーサナの気持ちよさを感じてみて下さい。
静けさ、安らぎ、満ち足りた感覚が、自分の中にあることを実感できるはずです。
私が最初に教わったトレーニングでは、20分ぐらい行うと良いと言われました。
確かに、マインドが落ち着いて体の芯から脱力するに時間がかかるので、
できればそのくらいの時間が欲しいところです。
しかし短い時間のクラスではそこまで時間は取れません。
私は最低でも7分取れるようにしています。
クラスの最後の屍のポーズ、ぜひ楽しんでください。
屍のポーズ Savasana 2 肉体的な効果と精神的な効果
屍のポーズ Savasana 3 「シャバアーサナが苦手です」
屍のポーズ Savasana 4 「何もしなくても満足」