ヨガで感情をコントロールできる?
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
「ヨガのクラスで、感情が落ち着きました」
「今日のクラス、いろいろな感情が出てきて集中できなかったです」
「ヨガをやっているのに、怒りとかイライラとかの感情が抑えられないんです」
「ヨガは感情のコントロールができるんですか?」
このような感想やご質問を頂くことがあります。
自分の感情をどう扱うのかって、結構大きなトピックですよね。
感情を上手に扱うことができると、自分の生活や人生も同様に、上手に扱うことにもなります。
感情に振り回されて、落ち込んだり、衝動的になってしまったり、そんな経験、ありませんか?
感情をなくさなくていい
「ヨガをやっているから、ネガティブな感情はなくさなくちゃ」
「怒ったり、イライラしたらダメですよね」
そう思われているかもしれませんが、そんなことはないんです。
そもそも感情が湧き上がるのは、自分でどうこうできるものではありません。
例えば、何も関係がない知らない人に対して、「今、その人に怒ってください」と言われても、怒りの感情は出てきませんよね。
それこそ、コントロールできません。
感情をなくそうとしたり、押さえつけようとしなくていいんです。
自分と感情との間のスペース
感情を抑えられなくなるのは、まるで自分がその感情であるかのように思ってしまう時なんです。
私と怒りの感情が一緒になってしまって、怒りを爆発させてしまいます。
そうならないために必要なのは、私は感情ではないと気づくことです。
「あ、私、今、怒ってるんだな」
「なんか、イライラしているな」
そんなふうに感情を客観的に見ることなんです。
自分と感情の間にはスペースがあることに気づくことです。
感情が湧き上がるのは、そういうもの。コントロールできません。
でもその感情をどうするのか、感情に任せて行動するのか、冷静に判断して対応するのか、それは自分でコントロールできますよね。
そうしたら、怒りやイライラに任せて行動してしまうことを避けられます。
ヨガで感情をコントロールするとは
ヨガの練習は、体の感覚や呼吸に集中します。
自分以外の世界ではなくて、自分自身の世界に視線を向けるものです。
ヨガを続けていると、体だけでなく、「今、こんな感情なんだなー」というように、気分や感情に視線を向けることになります。
感情は、来ては去っていく性質があります。
どんな感情も、ずーっと続くことはないんですよ。
移り変わる感情を、私たちは眺めているんです。
感情は怒ったり、喜んだり、忙しく変化しますが、その変化を見ている私は穏やかで落ち着いています。
「ヨガで感情が落ち着いた、コントロールできた」
というのは、その穏やかな自分を見つけられて、本来の自分に触れたからだと思います。
感情をコントロールしようとしなくても、まずはその感情に気づいてあげられたら、あとは自然に落ち着きますよ。
リラックスして、穏やかな自分に戻る、そんなヨガクラスを楽しんで頂きたいです。
Sugandha (スガンダ)Yogaでは、 蓮沼・蒲田教室、出張でのプライベートヨガを開催しています。
周りを気にせず、自分の世界に没頭してレッスンを受けたい、という方々にも好評です。
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