ヨガがなぜ体の冷えに効果的なの?3つのポイント
こんにちは。
「Sugandha 蓮沼・蒲田/横浜 ヨガ教室、出張プライベートヨガ」 emiです。
この数日で、朝晩に寒さを感じるようになりました。雲ひとつない青空でも、空気が冷たくなっていて、これから冬に向かっていきますね。
寒くなると、体は熱を逃さないように、体が縮こまります。
ついつい、こんな姿勢で過ごしてしまいますね。肩も凝るし、姿勢も悪くなるし。。。
これからの寒い時期、体の冷えが気になる方が多いのではと思います。様々な対策をされている方も多いのではないでしょうか?
ヨガは体の冷え対策に効果的なんですが、なぜ効果的なのか、その理由を3つまとめてみました。
「冷え」の主な原因
なぜ体が冷えるのでしょうか? 気温が低いから? 冷房が効きすぎてるから? もちろん私達の体の外的な要因もありますが、私達の体の原因もありますよね。
主な原因は、体が熱を作れていない、熱が全身に巡っていかない(血行不良)、体の熱が逃げてしまう、などがあります。これらの原因と、ヨガでできる対策を考えてみましょう。
1 深い呼吸
ヨガでできる冷え対策、ひとつ目は「深い呼吸」です。ヨガのクラスでは、丁寧に深い呼吸をします。肺に溜まっている空気を全て出し切るように吐き、新鮮な空気を肺いっぱいに満たすように吸います。
深い呼吸は、肺に供給される酸素が増えるので、血液中に酸素を送り、体の細胞に送られる酸素の量も増えます。さらに深い呼吸はリラックスする効果もありますから、体の末端まで血液が巡り、血行不良が改善されます。また深く吐くことで、次の吸う呼吸を深くできますから、さらに血液中の酸素量が増えて効果が高まります。
2 体を動かす
2つ目は、体を動かすこと。ヨガのポーズなど、さまざまな動きで、筋肉を使います。体に熱を作れない大きな原因は、筋肉です。
体に熱を作る
誰もが経験していますが、筋肉を使うことで体が温まります。ヨガのポーズや動きでも同様です。非常に寒い時、体が勝手にブルブル震えますよね。筋肉を動かして、熱を作っているのです。
筋肉量を増やす
体の冷えでお悩みの方は、筋肉の量が少ない傾向があります。筋肉量が少ないというのは、筋繊維が細くなっている状態です。さらに加齢とともに筋繊維は細くなり減少します。筋肉が動くことで体に熱をつくりますが、そもそもの筋肉量が少ないと、十分な熱が作れないことになります。
ヨガの練習を繰り返す続けることで、筋肉量を増やす(筋繊維を太くする)ことができます。筋肉量が増えると、基礎代謝が上がり、体が熱を作る力も向上します。
血行不良の改善
筋肉を動かすことで、血液循環を改善する効果があります。「筋肉ポンプ」「筋ポンプ」と言われるもので、筋肉が緊張・弛緩することで、血管に圧力をかけ、血液循環を促します。「ふくらはぎは第二の心臓」と言われていますが、筋肉がポンプのように働いているんですね。血液循環が良くなるので、血行不良が改善され、体に熱が巡りやすくなります
体内の水分調節
体の冷えの原因と密接に関わるのが、体内の水分です。水分は、体を冷やす傾向があります。もしかしたら、体に不要な水分をためているかも知れませんよ。寒い時期は全く汗をかかない、という方も多いのではないでしょうか?ヨガのクラスでは、内容にもよりますが、冬でも少々汗をかいたりします。汗をかくことで体の不要な水分を外に出す効果があります。
3 リラクゼーション
最後の3つ目は、リラックスすること。筋肉を動かすことと関係しますが、筋肉を緊張・弛緩させることで、体がリラックスします。筋肉の緊張が解けると、体の末端まで血液が巡ります。
私たちは、お仕事や家庭のこと、やらなければならない役割、複雑な人間関係、漠然とした不安な状態、さまざまなストレス・緊張状態にさらされていることが多いですよね。常に緊張が解けずに、筋肉も収縮して緊張しています。
ヨガのクラスは、自分の体や呼吸に集中して、ストレスや緊張状態から一時的でも離れることで、気持ちが安定してリラックスしやすい環境があります。体も心も解れることは、体の冷えにも効果的です。
以上です。参考になれば幸いです。
私も元々冷え症タイプで、ヨガを始める前は手足が冷たくて眠れないこともあったんです。ヨガを始めてからだいぶ改善されましたよ。
ヨガの他にも、体を冷やさない・温める食事、睡眠、などの生活習慣、着るものなどでも冷え性対策は大切ですね。他におすすめの冷え対策があったらぜひ教えて下さい!