「神様はいつも来てくれている」

こんにちは。

Sugandha（スガンダ） Yoga のエミです。

「裸足の女王 Barefoot Empress 」

羽田→デリーの機内で見たドキュメンタリー映画です。

15分の短いインドの映画でしたが、

私にはなかなか見応えがありました。

教育を受けられなかった96歳の女性・アンマさんが、

ひ孫位の年齢の子供達に混ざって、

学校で勉強するお話です。

これは簡単なことじゃないですよね。

最初は文字を読むのも大変そうでした。

年齢を言い訳にしないで、

周りの人からどのように見られるかも気にせず、

努力する姿が美しかったです。

最後には、優秀な成績で主席となり、

インドの女性たちのロールモデルとなっているそうです。

この方は、長い間、寺院の清掃係を勤めてきたのですが、

女性であることを理由に、

寺院の中を清掃することはできなかったそうです。

しかし、このようなことを仰っていました。

「神様の家に入れなくてもいい。

神様はいつも来てくれている。

家に差し込む光として、

花として咲いて、

風としても。」

この世界観！

女性は寺院の中に入れない、

というのには、

様々価値観、文化的社会的背景があるので、

ここでは詳しく触れませんが、

このような世界の見方、

すべては神様の現れというのが、

インドらしいというか、

ヴェーダの世界観だなぁと。

機内で見て、

「もうすぐ、このインドにお邪魔できるのかぁ」と

ワクワクしました。

「すべてが神

All that is here is Ishvara 」

ヴェーダが最後に伝えているのは、

「あなたこそ、その神」ということ。

アンマさんが成し遂げたことの素晴らしさはもちろん、

インドの壮大な価値観が伝わる、良いドキュメンタリー映画でした。

機会があれば、ぜひご覧ください。

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