夏の寝苦しさを改善ーヨガで快眠を

こんにちは。

Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。


毎日熱帯夜が続いていますが、気持ちよく眠れていますか?


このようなお話をクラスでもよく聞きます。

夏は睡眠のお悩みが増えますよね。

今回は、夏の睡眠不足や睡眠の質が下がる原因と、ヨガでできる安眠・快眠の対策をご紹介します。

夏の睡眠不足の原因

夏は高温と高湿度が続き、夜も寝苦しい日が多くなります。

その結果、睡眠障害が発生しやすくなります。

①自律神経のバランスの乱れ

酷暑・猛暑、暑い外とエアコンが効いた室内の温度差、強い紫外線など、自律神経のバランスが乱れやすい夏。

睡眠も自律神経と深く関わっています。

高温や気温差などが続くと、自律神経は体温を一定に保つために過剰に働きます。

特に、交感神経が優位になると、リラックスするための副交感神経が抑えられて、寝つきが悪くなってしまいます。

結果、睡眠不足になったり、睡眠の質が下がってしまいますよね。

②深部体温が下がりにくい

通常、夜になると深部体温は自然に低下します。

深部体温が下がることで、脳と体が「休息モード」に入りやすくなり、深い眠りに入る準備が整うのです。

しかし、この熱帯夜では、エアコンを付けていても、深部体温が下がりにくいため、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりするんです。

安眠・快眠のためにヨガでできること

①副交感神経を優位にする呼吸法やポーズ

ヨガでは、呼吸法やポーズで、副交感神経を優位にすることができます。

呼吸法

片鼻呼吸法、腹式呼吸がおすすめです。

簡単に、吸う息よりも吐く息を長くすることで、副交感神経を優位にしますよ。

ポーズ

ヨガでは、副交感神経を優位にするポーズはたくさんあります。

お休み前におすすめのポーズをいくつかご紹介します。

❶前屈のポーズ

体の背面を伸ばして、だるさを取り除き、疲れが取れて、気持ちが落ち着く効果があります。

股関節をほぐす前屈のポーズもおすすめです。



❷逆転のポーズ

肩立ちのポーズ、または仰向けで脚を上げるポーズは、下半身の血行を促進して、疲れを癒す効果があります。

脳の疲労回復にも効果的と言われているんですよ。




屍のポーズ

仰向けに寝て、手足を自然に広げ、全身の力を抜くことで、心身がリセットされ、深い眠りに導かれます。

完全にリラックスするためのポーズです。


②深部体温を下げやすくするポーズ

❶仰向けのツイスト

仰向けでツイストするポーズは、深部体温を下げやすくすると言われています。


❷体側を伸ばすポーズ

体側を伸ばす動きは、体の熱を冷ます効果がありますよ。


❸手首足首を緩める

深部体温は、手足から熱を逃すので、手首足首を動かして、血行をよくするのもおすすめです。

手首足首をストレッチしながら伸びをしましょう。

筋肉の緊張がほぐれて、血液の循環が良くなるので、体の熱を逃がしやすくなります。

さらに、体がほぐれてリラックスするので、副交感神経が優位になる効果もありますよ。


終わりに

睡眠不足は、疲れが取れない、倦怠感、集中力の低下などはもちろん、さまざまな病気のリスクになります。

ヨガで朝や昼に適度な運動をすることで、睡眠の質がよくなる効果もありますよ。

ヨガで体と心をリラックスさせ、快適な睡眠を。




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