ヨガで梅雨時季の不調を防ぐ
いよいよ関東も梅雨入りしました。
ジメジメした気候の中、
雨の日が続いて、外に出るのが憂鬱。スッキリしない。
空気が重たく、身体がだるくて、動きたくないなぁ。
そんなに気温は低くないのに、身体が冷える。特に手足。
肩が重くて、凝ってるのかな。
梅雨時季は、湿度が高くて、とても快適とは言えない気候ですよね。
気圧の変動によって、自律神経のバランスが崩れ、
血行不良、身体の冷え、肩こり、偏頭痛、むくみ、倦怠感、胃腸の不調
このような身体の不調が起きやすい時季です。
ヨガを生活に取り入れることで、少しでも快適に過ごしませんか?
この時期のおすすめヨガの練習をまとめてみました。
呼吸に気づく
身体が重くて、ダルくて、動きたくないとき、
ヨガマットを敷くことさえ辛いときがありますよね。
そんなときは、身体を動かそうとしなくてもいいと思います。
ただ座って、目を瞑って、自分の呼吸に気づいてみましょう。
深い呼吸じゃなくてもいいんです。
「どんな呼吸をしているかな?」と呼吸を見るだけ。
あれこれジャッジもしないで。
呼吸に気づいたら、ちょっと深く呼吸をしてみる。
吸う呼吸と吐く呼吸をゆっくりなめらかに。
ただそれだけです。
少しでも身体が楽になったり、スッキリしたな、と感じられたら成功です!
それで気持ちがのってきたら、呼吸法をやってみてもいいですよね。
湿度が高いと、身体は呼吸がしにくくなっています。
特に吸う呼吸。
いつもより、ゆっくり長く吸ってみましょう。
深い呼吸で、身体が温まったり、頭も身体もスッキリしたり、リラックスしたり、様々な効果があります。
リビングでも寝室でも、お仕事中のデスク前でも、気軽に座ってできますよね。
とにかく動いてみる
「ちょっとでも身体を動かそう」という気持ちになったら、
ヨガマットを敷いて、動いてみましょう。
こういうときの私のオススメは、太陽礼拝です。
重だるい身体を、太陽の熱の力で活性化させます。
血と気が全身を巡って、冷えやすい梅雨時期の身体も温まります。
気持ちも身体もシャキッとするので、活動的になります。
前屈・後屈・全身を伸ばす、体幹や腕の力を使う、股関節を開くなど、様々な動きが含まれているので、これだけで結構な運動になりますよ。
だるい身体を活性化させるために、交感神経を刺激する効果もあります。
太陽礼拝もやる気が出ないなー、というときは、ひとまず、このポーズ
または、
をやるだけでも良いので、身体を動かしてみましょう。
下向きの犬のポーズで全身を伸ばしたり、cat & cow で背骨周り・体幹を動かすと、身体が活性化されるのがわかります。
ちょっとでも「身体がいい感じだな」と感じられたらいいんです。
おすすめのポーズ
ポーズをするなら、このようなものがおすすめです。
頭・首・肩の重だるさを解消するために、肩周りを解しましょう。
先程の cat & cow も、肩や首のコリや硬さを解す効果もあります。
浅くなりがちな呼吸を深くして、身体をスッキリさせるために、胸を開く後屈や側屈ポーズ。
立位のポーズも、身体を身体を目覚めさせるので、取り入れるといいですよ。
冷えやすい身体を温め、熱を作る前屈やツイスト。
座位の前屈も良いですね。
どの前屈も、しっかりお腹を使って呼吸をすると効果倍増です。
梅雨時期は身体の水分バランスも乱れやすいので、利尿作用を高める股関節を開くポーズ。
梅雨冷えは股関節・ヒップも冷やすので、動かして温めまるのも良いですね。
体調管理が難しい時期ですが、
これから来る暑い夏を楽にするためにも、
ヨガで身体と気持ちを快適にして過ごしましょう!