冷えを和らげる、冬の温めヨガ

こんにちは。

Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。

前の日はポカポカ陽気だったのに、今日はガクンと気温が低くなる。

今年はそんな冬の始まりですね。

このような寒暖差が激しい日が続くと、

自律神経が乱れやすくて、

「いつもの冬より、体が冷えている気がする」

「体が固まっている」

「手足が冷たく、温まらない」

と感じる方が増えているようです。

特に40〜50代の更年期世代は、

体温調整が揺らぎやすく、

冷えによってさまざまな不調につながりやすくなるんです。

今回は、このような冷えを感じる冬に、

体が冷える原因と、体を動かして内側から温まるヨガをご紹介します。

冬の冷えを招く「3つの大きな原因」

冬の冷えは、単に気温が低いだけでなく、

「自律神経・筋肉・体の使い方」の3つが大きく関わっています。

① 寒暖差による自律神経の乱れ

今年の冬は、朝晩の寒暖差が大きく、

体温調整を担う自律神経に負担がかかってしまいます。

自律神経が乱れると血管がうまく開閉できず、

手足の末端まで血流が届きにくくなり、

  • 足先が冷える
  • からだがこわばる
  • なかなか温まらない

といった状態が続きやすくなるんです。

② 筋肉のこわばりと血行不良

寒いと自然と体が丸まり、肩がすくむ姿勢になりがち。

さらに、PC作業・スマホ・家事などで同じ姿勢が続くと、

  • 血流の低下
  • 背中や腰まわりの緊張
  • 冷え・むくみ

が起こりやすくなります。

筋肉が固まっていると温まりにくいのは、

この「巡りの低下」が原因なんです。

③ 筋力の低下

40〜50代は自然と筋肉量が落ちやすく、

特に太もも・お尻など大きな筋肉の衰えは、体温にも大きく影響します。

筋力が低下すると、

  • 熱をつくる力が弱くなる
  • 体が温まりにくい
  • 冬のだるさが増える

という冷えの悪循環に陥りがち。

「動くとすぐ温まる」のは、大きな筋肉が熱をつくってくれるからなんです。

逆に筋力が弱くなると、冷えが慢性化しやすくなります。

すぐに体が温まるヨガポーズ

① 椅子のポーズ

太ももやお尻など大きな筋肉がしっかり働くので、

短時間で体が温まりやすいポーズです。

姿勢が整い呼吸も深くなるので、

足先の冷え・むくみが気になる方におすすめ。

初心者の方は、膝を深く曲げなくても大丈夫。

無理をせずに温まりやすいポーズです。


② 橋のポーズ

お尻・もも裏・背中がバランスよく働き、

体の中心から温まりやすいポーズです。

骨盤まわりの巡りが良くなり、

腰まわりの冷えにも効果的。

胸がひらくので肩や胸のこわばりがゆるみ、

呼吸もしやすくなりますよ。


③ 三日月のポーズ

股関節の前側(鼠蹊部)が伸びて、巡りが良くなるポーズです。

慣れてきたら後ろの脚の膝を持ち上げて行うことで、

太ももやお尻の筋肉がさらに働き、よりしっかり温まりますよ。

骨盤まわりの冷えやむくみが気になる方に特におすすめです。

まとめ

冬は冷えで体も心もこわばりやすい季節。

紹介したポーズはどれも無理なくできるものばかりです。

完璧でなくていいので、できるところから試してみてくださいね。

少し動くだけでも巡りが戻り、体がふっと軽くなりますよ。

これから一段と寒くなりますが、

ヨガを習慣にして、体を温め、体にやさしい生活を送りましょう。



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