日が短くなる季節に──気分のゆらぎを整えるヨガ
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
やっと暑さが楽になったと思ったら、
急に気温が下がって、体が大変ですよね。
秋が深まり、夕方になると一気に暗くなるこの季節。
日が短くなると、
気力が低下して、やる気が起きない
うつうつとした気分になってしまう
いつも楽しめることが、そんな気分じゃなくなる
集中力が続かなくて、いつもできることが思い通りにできない

そんな変化を感じている方も多いかもしれません。
季節の変化による「日照時間の減少」や「気温の低下」は、
体のリズムや自律神経、
そして女性ホルモンのバランスにも影響を与えています。
ヨガはこのような「季節のゆらぎ」にやさしく寄り添い、
心と体のリズムを整えるサポートをしてくれますよ。
今回は、日が短くなるこの時期にこそ取り入れたい、
心身のバランスを整えるヨガをお届けします。
日が短くなる季節に、気持ちが沈みやすくなる理由
秋から冬にかけて日照時間が短くなると、
心や体のリズムに影響を与えます。
日中に太陽の光を浴びることで分泌されるセロトニンは、
気分の安定や前向きさを支えるホルモン。
日光を浴びる時間が減るとその分泌が低下して、
気持ちが沈んだり、朝の目覚めが重くなったりしやすくなります。
また、体内時計の乱れから睡眠や食欲のリズムも崩れがちに。
特に女性は、ホルモンの変化によって自律神経が揺らぎやすく、
冷えや季節の変わり目に影響を受けやすいんです。
女性ホルモンの一つであるエストロゲンは
セロトニンの働きを支える役割があるので、
日照時間の減少でそのバランスが崩れると、
気分の波や疲れを感じやすくなるんです。
「最近なんとなく元気が出ない」のは、
体が季節の変化に反応している自然なサインかもしれません。
ヨガでできること:呼吸と動きでリズムを整える
心や体のリズムが乱れているときほど、
呼吸を意識してみましょう。
ゆったりとした呼吸は、
自律神経のバランスを整え、
気持ちの落ち着きを取り戻してくれますよ。
胸や背中を開く動きも効果的です。
姿勢が丸くなると呼吸が浅くなり、
気持ちまで沈みやすくなりますよ。
セツバンダーサナ(橋のポーズ)や
ブジャンガーサナ(コブラのポーズ)など、
胸を広げて呼吸を深めるポーズは、
気分を引き上げてくれます。


また、朝の時間に太陽礼拝や深呼吸を取り入れるのもおすすめ。
朝の光を感じながら体を動かすことで、
体内時計が整い、心も自然と前向きになります。
反対に、夜は頑張らずに、仰向けで呼吸を感じる時間を。
スプタ・バッダコーナーサナなどのリラックス系ポーズで、
1日の緊張を手放していきましょう。

まとめ
季節の変わり目に、心や体が重く感じるのは自然なこと。
そんなときこそ、ヨガの呼吸とやさしい動きで心と体のリズムを整えましょう。
胸を開いて深く息を吸うだけでも、
気分がリフレッシュされて、自然と気持ちが楽になりますよ。
日常の中で、少しでもヨガを取り入れてみてくださいね。
