秋バテとは?症状・原因とヨガでできるセルフケア
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
長い猛暑がやっとやわらいで、少し過ごしやすくなってきましたね。
なのに、「秋って、本来なら気持ちのいい季節なのに、どうして調子が出ないんだろう?」
と感じていませんか?
朝晩は涼しくなってきたのに、なんだか体がだるい
ぐっすり眠れないし、寝ても疲れが取れない
食欲の秋のはずなのに、食べる気が起きない
日中なのに眠気におそわれて、集中力が続かない
肩や首が凝りやすくて、気分が晴れずにスッキリしない

このような、夏の疲れや寒暖差からくる心と体の不調は
「秋バテ」 と呼ばれ、
自律神経の乱れが大きく関わっています。
目次
秋バテとは?
秋バテとは、夏の疲れや昼夜の気温差などによって自律神経が乱れ、
だるさ・不眠・食欲不振・気分の落ち込みなどの不調があらわれる状態をいいます。
秋バテの原因
①気温差による自律神経の乱れ
朝晩は涼しいのに、日中は汗ばむほどの暑さ。
この寒暖差に体がついていけず、自律神経のバランスが乱れてしまうことがあります。
その結果、だるさや眠気、やる気の低下につながってしまいます。
②夏の疲れの蓄積
夏の間に受けた暑さや湿度のストレス、冷房による体の冷えなど、
夏に頑張ってきた体の疲れは、実は秋になってから表面化することがあります。
内臓の働きも低下するので、消化不良や食欲不振なども現れやすくなるんです。
③日照時間の減少
日が短くなると、気分を安定させるホルモン(セロトニン)の分泌が減少します。
その影響で気分が落ち込みやすくなったり、眠りが浅くなったりすることもあります。
「なんだか気持ちが晴れない」と感じるのは、この季節特有のことなんです。
ヨガはなぜ秋バテに効果的なの?3つの理由
ヨガは、秋バテの原因と関わる自律神経の乱れを整えるのに役立ちます。
具体的には、次のような効果が期待できます。
・深い呼吸とやさしい動きで、心身をリラックスできる
・血流を促して、夏の疲れをやわらげる
・気分が落ち着きやすくなる
なので、秋バテ対策にはヨガがおすすめです。
次に、日常に取り入れやすいポーズをご紹介しますね。
ヨガでできる秋バテ対策|呼吸法とおすすめポーズ
腹式呼吸
お腹をふくらませるように息を吸い、へこませるように吐く基本の呼吸法です。
副交感神経が働きやすくなり、緊張やイライラをしずめ、気持ちを落ち着ける効果があります。

秋バテ対策におすすめのヨガポーズ
自然な流れで続けられるように、4つのポーズを選びました。
続けて行うとより気持ちよく、一つだけでも取り入れやすいポーズです。
チャイルドポーズ(バラーサナ)
体を丸めて休むポーズ。
背中や腰の緊張がラクになり、安心感とリラックスを与えてくれます。

猫と牛のポーズ(マルジャリャーサナ&ビティラーサナ)
背骨をゆったり動かすことで自律神経を整え、体の内側から温まってきます。
背骨の動きが神経系を刺激し、体全体の緊張を和らげ、ストレスを和らげる効果がありますよ。

ダウンドッグ(アド・ムカ・シュヴァーナーサナ)
ハムストリングスやふくらはぎ、背中の筋肉を伸ばすので、体の緊張をほぐし、血流を促すポーズです。
頭を心臓より下にすることで、血流が良くなり、気持ちが落ち着く効果もあります。

橋のポーズ(セツバンダ・サルヴァーンガーサナ)
胸を開き、呼吸を深めることで、心と体がリフレッシュされます。
脚やお尻も働くので血流が促され、疲れを癒す効果がありますよ。

まとめ
秋は心地よい季節のはずなのに、だるさや眠れなさ、気分の落ち込みが続くことがあります。
これは「秋バテ」と呼ばれ、気温差や夏の疲れ、日照時間の減少が原因です。
腹式呼吸で心を落ち着け、ヨガのポーズで体をほぐすことは、秋バテのセルフケアに役立ちますよ。
無理のない範囲で取り入れて、健やかな秋を過ごしましょう🌿

Sugandha (スガンダ)Yogaでは、 蓮沼・蒲田教室、出張でのプライベートヨガを開催しています。
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秋バテとヨガ Q&A
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秋バテにはどんな症状がありますか?
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体のだるさ、眠れない、食欲不振、肩や首のこり、日中の眠気や気分の落ち込みなど、心と体の両方に不調が出るのが特徴です。
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秋バテの原因は何ですか?
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気温差や寒暖差、夏の疲れの残り、日照時間の減少による自律神経の乱れが大きく関係しています。
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秋バテにヨガは効果がありますか?
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個人差はありますが、ヨガは呼吸を深め、自律神経を整え、体をほぐして血流を促すため、多くの方にとって秋バテの不調をやわらげるのに役立ちます。
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ヨガ初心者でもできますか?
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はい。今回ご紹介した呼吸法やポーズは、ヨガが初めての方でも安心して取り入れられるやさしい内容です。