夏の冷え対策ーヨガできるやさしいセルフケア

こんにちは。

Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。

この数年、ますます夏の気温が上がって、

熱中症のリスクが高まっています。

室内では、冷房を効かせて涼しくしないと辛いですよね。

一方で、冷房が効きすぎている電車やオフィスに長い時間いると、

このように体が冷えること、ありませんか?



夏の冷えを感じる女性は、約6割にのぼるそうです。

放っておくと、疲れやすさや不眠、肩こりの原因にもなりますよ。

今回は、夏の冷えの原因と、ヨガでできるやさしいセルフケアをご紹介します。

夏の冷えの原因

1. 冷たいものの摂りすぎ

暑いと冷たい食べ物・飲み物が美味しく感じますね。

しかし、冷たいものを摂りすぎると、

消化の時により熱を消費することになり、体を内側から冷やします。

胃腸が冷えて働きが鈍くなり、

全身の血液やリンパの流れまで悪くなってしまいます。

2. 冷房や室内外の温度差による自律神経の乱れ

35度を超える屋外と、冷えた室内を行き来すると、

自律神経が乱れ、冷えの原因になります。

肩こり、頭痛、腰痛、むくみ、食欲不振、不眠など、

さまざまな不調につながることも。

長時間冷房が効いた室内にいることも、冷えを加速させてしまいます。

3. 運動不足による筋肉量の低下

夏は猛暑や強い日差しで熱中症の危険があるので、

外出を控えることも多くなります。

その分、体を動かす機会が減り、筋肉量が落ちてしまうことも。

筋肉が減ると熱が生み出されにくく、血流も滞り、冷えやすい体になります。

特に下半身の筋肉は血液を心臓に戻すポンプの役割があるので、

衰えると冷えが慢性化しやすくなるんです。

このほかにも、水分不足や鉄分不足なども夏の冷えの原因になります。

ヨガでできる、夏の冷え対策

夏の冷えは、血流の滞りや自律神経の乱れ、筋肉量の低下などが重なって起こります。

ヨガはこの3つの原因すべてにアプローチできるので、

夏の冷えの予防・改善が期待できますよ。

1. 血流を促すポーズ

ヨガのポーズは筋肉を伸ばし・縮めることで血液やリンパの流れを促します。

特に股関節・太もも・ふくらはぎなど下半身の大きな筋肉を動かすと、

脚の筋肉がポンプのように働き、末端まで温かさを届けてくれます。

むくみの解消にもおすすめです。

・アンジャネヤーサナ(三日月のポーズ)


2. 自律神経を整える呼吸法とポーズ

冷房や温度差で乱れた自律神経を整えるには、深くゆったりした呼吸が効果的。

特に腹式呼吸は、副交感神経を優位にして、心身をリラックスさせますよ。

呼吸を深めやすいポーズもおすすめです。

・スプタ・バッダ・コナーサナ(仰向けの合せきのポーズ)

3. 筋力を保つポーズで冷えにくい体づくり

筋肉は熱を生み出し、血流を促します。

特に大きな筋肉がついている下半身を動かすことで、

筋肉量を保ち、効率よく体温を上げて、代謝アップにつながりますよ。

・ウトカタ・アーサナ(椅子のポーズ)

まとめ

夏の冷えは、

冷たい飲食物の摂りすぎ、冷房や温度差、

自律神経の乱れ、筋肉量の低下などが重なって起こります。

ヨガで血流を促し、自律神経を整え、筋力を保って、

夏の冷えにゆらがない快適な毎日を過ごしましょう。

練習は涼しい時間帯や室内で行い、水分をこまめにとるようにして下さいね。


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