寒い季節の冷え対策ー冬のヨガで体の芯から温まる
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
今週から急に寒くなりました。
少しずつ寒くなってくれると、体が準備をしてくれて、
寒さに順応できるのですが、急に寒くなると体が大変です。
女性にとって、悩ましい「体の冷え」。
特に女性は冷え性を抱える方が多く、
手足の冷えや体全体の冷えが、
体調不良や疲れやすさを引き起こすことも。
これからさらに寒くなっていく前に、寒さに備えて準備をしましょう。
今回は、冷えの原因と体の内側から温まるためのヨガについてご紹介します。
冷えの原因
体を冷やさずに温めるには、
体で熱を作り、作られた熱を全身に巡らせること
が重要です。
体が冷えるのは、この機能がうまく働いていないんです。
①血行不良
体が作った熱を全身に巡らせるのは、血流です。
冬の寒い季節は、体温維持のために、体の中心部に血液を集中させるので、
体の末端である手足に血液が巡らず、手足が冷えることに。
②筋肉量の低下
筋肉は熱を作り、血液を全身に循環させる役割を持っています。
筋肉量が少ないと、熱を作る量が減り、血液循環も滞りやすいんです。
運動不足で筋力が落ちると、熱を作る機能が衰えてしまいます。
女性は男性よりも筋肉量が少なく、冷え性になりやすいと言われていますね。
年齢と共に筋肉量が少なくなる傾向があるので、
気をつけたいところですね。
③自律神経の乱れ
自律神経が体温の調整を行なっていますが、
この自律神経のバランスが乱れも、冷えの原因です。
ストレスや不規則な生活習慣によって自律神経が乱れると、
血管の収縮や拡張が適切に行われず、冷えを感じやすくなります。
更年期になると、ホルモンのバランスが乱れ、
自律神経のバランスも乱れるので、
冷えの症状が強くなる方もいらっしゃるかもしれません。
ヨガでできる冷え対策
ヨガは体を動かしながら、呼吸と心を整えることで、
体の隅々にまで血流を行き渡らせることができます。
血液循環を促すことで、手足の冷えを軽減し、
内臓も温まりやすくなるため、冷え性対策としても効果的です。
さらに、ストレスの軽減や自律神経のバランスを整えることで、
冷えに強い体づくりが期待できます。
①腹式呼吸
腹式呼吸は、横隔膜を大きく動かす深い呼吸です。
血流が良くなって、代謝が上がり、冷えの予防や改善になります。
ゆったりとした深い腹式呼吸は、自律神経の副交感神経系を働かせ、リラックスする効果もあります。
リラックスすると、全身への血流も促されるので、冷えを和らげる効果も。
さらに、横隔膜の動きによって腹部の血流が良くなり、
胃や腸などの内臓の働きが活発になります。
便秘の改善やされたり、消化機能の向上が期待できるので、
体内からの冷えの改善にもつながりますよ。
②アーサナ・ポーズ
冷えの原因になる、基礎代謝の低下、運動不足、血行不良は、体を動かし、筋力をつけることで改善できます。
ヨガの動きは、運動に慣れていない方でも、無理なくできるのでおすすめです。
冷えの改善には、とにかく筋肉をつけること。
そのためには、体の中で筋肉量が多い、下半身を使うポーズがおすすめです。
特に、体の中で最も大きい筋肉である、太もも前の筋肉・大腿四頭筋を動かして、筋力を上げると効率的です。
椅子のポーズ
他にも下半身を使う立位のポーズ
戦士のポーズⅡ
ツイストのポーズは、内臓を刺激して、血液循環を助けるので、内側から体を温めるのに効果的です。
太陽礼拝は、全身をリズミカルに動かすシークエンスで、体を温め、血流を促進しますよ。
まとめ
冷えは日々の習慣から改善することができます。
ヨガを取り入れて、体を芯から温め、冬の冷えを乗り越えましょう。
ご自宅でできる簡単なポーズから始めてみてくださいね。
これから一段と寒くなりますが、体を温め、体にやさしい生活を送りましょう。
Sugandha (スガンダ)Yogaでは、 蓮沼・蒲田教室、出張でのプライベートヨガを開催しています。
腰痛、膝痛など、体にお悩みがある方々にも好評です。
お気軽に体験レッスンをお試しください。