ヴェーダーンタを学んでの変化

こんにちは。

Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。


Sugandhaでヨガを続けていらっしゃる方はご存知でしょうが、

「インドに行って、学んできます!」

と、年に1回程度、クラスをお休みして、インドで学ぶ機会を作っています。

私は、「ヴェーダーンタ」という、インドに伝わる聖典、聖典が伝える知識を学んでいて、その学びを深めるために、インドに行くんです。


『一体、インドで何を学んでいるんですか?』

と聞かれるのですが、一言で伝えることが難しくて、上手に伝えられていませんでした。

今回、その「ヴェーダーンタ」を紹介する冊子、「ヨーガって何?ヨーガの宇宙観とそのゴール」の読書会を開催することにしました。

体や呼吸から、ヨーガの楽しさ、大切さを知ったけれど、

さて、ヨーガっていったい何なのだろう?

ヨーガの聖典に耳を傾けてみましょう。

ヨーガマットの上の世界と、日常生活をつなげるお話です。


ヨガを始めて、心がブレなくなった、気持ちが晴れる、気持ちがラクになった、というようなご感想を多く頂きます。

それはどういうことなのか? ヨーガとは何か?

そういったことを聖典の言葉を通して理解していくと、またヨガの楽しみが深まりますよ。


開催にあたって、私がヴェーダーンタを学び始めた理由、変わったこと、読書会への想いを書きました。

お読み頂ければ嬉しいです。

「自分を受け入れられるようになりたい」

ヨガのクラスを始めて、5年ほど経った頃、うまくいかない時期がありました。

自分が信じられなくて、自分を責めていました。

「できない自分」「失敗した自分」を許せなかったのです。

自分を受け入れられないのは、とても辛い気持ちになりますよね。

「自分は生きる価値があるのだろうか?」とまで悩みました。




そのときに、自分を分析して思ったのは、


ということでした。

もちろん、それも大切だけれど、

もっと必要なのは、基盤になるのは、


だと心から思ったのです。

「私の根っこにある問題〜私が私にOKと言えない」

「自分を受け入れられるようになりたい」

そこまでは自分で気がつくことができました。

でも、どうやって?


今までの私は、

そういう方法で自分を受け入れようとしてきました。

しかし、それでは限界でした。

今までと同じことをしても、自分を受け入れることはできないし、

決して満たされないことはわかっていましたが、

どうしたらいいのかわかりません。

自分は何を求めて、何のために生きているのだろう?と。


そんな日々が続いていた中で、ある冊子を手にして読んでみました。


ヴェーダーンタの冊子

「ヨーガって何?ヨーガの宇宙観とそのゴール」

です。

そこに書いていた文章に、驚きました。



「これは、まさに私のことだ!」と思いました。

あなたこそが安心で、喜びで、限りなく満たされた人、とは?

私は何を求めているのだろう。

誰かに認めてもらいたいわけじゃない。

人に、お金に、権力に、地位や資格や名声にしがみついて、

ときには神の救いを求めて生きている、その私が悲しいのだ。 

(中略) 

神よ。

私は、私自身を何一つ不満のない満たされた人として、

自分自身にくつろげることなどあるのでしょうか?

それは、可能なのでしょうか?

もし、あなたがいるというなら、どうか、私はその答えが知りたいのです。


「ヨーガって何?ヨーガの宇宙観とそのゴール」スワミ・チェータナーナンダ

今までの人生を振り返ると、

私は不安で、小さな存在で、基本的に幸せじゃないから、

安心を得たくて、幸せになりたくて、

何かになろう、何かを手に入れようと必死でした。


しかし、ヴェーダーンタでは、



だと言うのです。


そんなことがあるのだろうか?

それが真実なら、私が知りたいと探していたのは、このことなのでは?

と思い、冊子を書かれたスワミ・チェータナーナンダジのクラスを受けて学び始めました。

ヴェーダーンタを学んでからの変化

学び始めたのが2014年。

以来、マイペースですが、ヴェーダーンタの学びを楽しみながら続けています。

インドに行って、インドの文化に触れながら学ぶ機会を頂いたのも、とても嬉しいことでした。






ヴェーダーンタと先生との出会いは、私の人生の大きなターニングポイントでした。

自分の生活環境や仕事が変わった、

というような変化ではなく、

物事の見方や考え方、価値観が大きく変わったのです。

まだまだ勉強中ですが、この10年で大きく変わったことをいくつか挙げると。

自分の生きる意味や大切なものがわかった

自分の人生で何が価値があるのか、価値構造が整ってきました。

自分が何をすべきか、何をしたいのかがわかってきた

自分にとって何が大切かがわかってきたので、自分が何をすべきか、何をしたいのかがわかってきました。

そうすると、目的のために何をするのか、何をしないのかが明確になって、迷うことが少なくなったんです。

人と比べて、自分を良い悪いと評価することに意味はないし、焦ることも少なくなりました。

感情を扱えるようになってきた

特に、不安や焦り、自分を責める気持ちや怒りは少なくなって、そのような気持ちが出てきても対処しやすくなりました。

うまくいかない状況も客観的に受け取るようになった

うまくいかない状況と自分の価値は別。

「私はダメだ、価値がない」と責めずに、それなら、次にどうするか?に切り替えるようになりました。 

少しずつ自分を受け入れられるように

自分はすごい人でも、ダメな人でもない、ただの一個人。

得意なことも不得意なこともある、

それは誰もが同じで、誰もが価値があると思うようになっていきました。

「ヨーガって何?」読書会開催への想い

以前の私は、

「自分の人生や生活が退屈だ、つまらない、価値がない、平凡だ。

このまま年齢を重ねていくだけで、意味があるのだろうか?」

と思っていたんです。

それが、物事の見方や価値観が変わって、

自分の人生の出来事、与えられたこと、喜びも悲しみも、

すべてが貴重で大切なのだと思うようになりました。


誰もが、生きていく中で、日々さまざまな出来事に直面します。

不安や心配もあるし、自分に自信が持てないし、辛いことも起こるし。

そういった日々のことに、気持ちが上がったり下がったりしていませんか?


「あなたこそが安心で、喜びで、限りなく満たされた人」

と伝えてくれているインドの世界観に触れたら、気持ちがラクになるかもしれませんよ。

アーサナ(体を動かすヨガ)のヨガクラスとともに、

ヴェーダーンタもお伝えすることで、

体だけでなく、心も健やかに、しなやかに、リラックスした生き方へのサポートができるのでは、

と思い、読書会を開催することにしました。

少しでも興味があるなら、お気軽に参加してみてくださいね。

皆様とともに学ぶ機会を楽しみにしています。



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