歌舞伎「マハーバーラタ戦記」
こんにちは。
Sugandha(スガンダ) Yoga のエミです。
歌舞伎座に、「マハーバーラタ戦記」を観に行きました。
「マハーバーラタ」は、インドの叙事詩です。
ヴェーダーンタで学ぶ「バガヴァッド・ギーター」は、このマハーバーラタの中間にある物語です。
2017年に初演されて、今回は再演となります。
私は前回観ていなかったので、今回、やっと観ることができました。
インドのお話と歌舞伎、ってどうなるのだろうかと思っていましたが、予想以上にいい具合に融合されていましたよ。
長ーいお話を、ぎゅっと凝縮して歌舞伎にしているので、展開が早いのですが、あっという間に3幕・約3時間が過ぎてしまいました。
舞台装置や衣装もインドらしい感じで素敵でしたし、神様たちが、もうキラッキラで輝いていて眩しかったです。
私はイヤホンガイドを利用しましたが、解説が面白かったです。
解説の中で、なるほどーと思ったのが、
日本の神様で、「○○天」というように、「天」がつく神様は、インド由来の神様なんだそうです。
弁財天、梵天、帝釈天、吉祥天、などなど、いらっしゃいますよね。
言われてみれば!、と思いました。
幕の合間でのお弁当は、銀座三越で買った、マクロビのお弁当。
歌舞伎座の中のタリーズで、歌舞伎座限定の隈取カプチーノ。
歌舞伎だけでなく、お弁当もコーヒーも楽しみました。
最後に。
この「マハーバーラタ戦記」の主人公は、カルナ。
カルナは太陽の神様の子。
生まれてからガンガー(ガンジス川)に流され、最後もガンガーへ還るのですが、
太陽の光に照らされて、キラキラキラキラ、水面が輝くガンガーを思い出しました。
リシケシのガンガー