ヨガでの怪我を防ぐ③ー手首の痛み
こんにちは。
「やさしいヨガと出会う場所ーSugandha 蓮沼・蒲田/横浜 ヨガ教室、
出張プライベートヨガ」 emiです。
安全にヨガを楽しむために、
ヨガでの怪我を防ぐための記事を書いています。
今回は、手首の痛みです。
私も、手首を痛めたことがあります。
ヨガを始めたばかりの頃は、
なんとか早く上達したくて、つい頑張ってしまうんですよね。
そのように練習していると、
はやりどこかに負担をかけてしまうんですね。
手首の痛みの原因
ヨガで手首が痛くなる場合、ほとんどが、
使い過ぎ
が原因ではないかと思います。
(手根管症候群などは別として。)
ヨガでは、マットに手をついて、
体を支える動きをします。
適切な位置に手を置くこと、
体重をどこで支えるかを意識しすること、
体を支えるのに必要な筋力や柔軟性、
これらに気をつけて練習していないと、
手首の負担になることがあります。
慣れないうちは、体を支えるのに、
腕を使いがちです。
そのため、手首にほとんどの体重が乗ってしまうので、
手首が圧迫されて、痛みを引き起こします。
手首の関節が硬いと、さらに負担がかかります。
手を置く位置、手の幅を適切な場所に、
手の指を大きくひらいて、手の付け根だけでなく、
指の方まで、しっかりマットにつけましょう。
そうすると、手首だけでなく、
指の方にも体重を分散させることができます。
親指と人差し指でマットを押すようにするとわかりやすいですよ。
痛みが出たら
痛いときは、安静にするのが一番です。
悪化させないように、酷使した手首を休ませましょう。
そうは言っても、ヨガの練習したいときは、
手首に負担をかけないように行います。
例えばダウンドックであれば、
膝を少し曲げておくと、手首が楽です。
または膝をマットについてもいいですね。
腕が疲れたな、というときは、
チャイルドポーズでお休みを入れたりして、
無理なく、慎重に行いましょう。
ブロックなどの道具を使って、
優しく行う方法もあります。
自分の練習を見直そう
痛みが出ている、ということは、
その部分に負担がかかっていることは明らかです。
今までの自分の練習を見直すチャンスでもあります。
・適切なアラインメントか?
(手、腕、足、脚などの位置があっているか)
・体を支えるための適度な筋力があるか?
・コア、体幹が使えているか?
・無理な練習をしていないか?
(何でも限界まで頑張ってしまうタイプの方は、
ちょっと緩く、適度に練習することを学ぶチャンスです。)
などを見直してみましょう。
1日や2日で体は急に変わりません。
時間をかけて、楽しみながら、体の準備をしていきましょう。
こんなポーズも、基本的な動きの積み重ねです。