ヨガで温活
こんにちは。
「やさしいヨガと出会う場所ーSugandha 蓮沼・蒲田/横浜 ヨガ教室、出張プライベートヨガ」 emiです。
いよいよ寒くなってきましたね。冬物の洋服を出して、必要な防寒具を用意して、冬支度が必要になってきました。
身体も寒さに備えて準備をしましょう!
寒いとつい「動きたくないな〜。家から出たくないな〜。温かいところでゴロゴロしていたい。」なんて思ってしまいますが、それでは身体がナマッて、気持ちも塞ぎがちです。
今回はヨガで身体を温める、「温活」を考えてみたいと思います。
私もなんですが、身体が冷えやすい女性には、特にヨガは効果的ですよ。
身体の冷えの原因
身体を温めるって、どういうことか、簡単におさらいすると。
身体に熱をつくる(食べ物を消化する・筋肉を動かす・基礎代謝)
さらに、つくった熱を全身に巡らせる(心臓の機能・血液循環)
ということです。
これらの機能にどこか不調和があると、身体が温まらずに冷えてしまいます。
・無理なダイエットなどで食事量が少ないため、消化による熱を作ることができない
・運動不足で筋力量が低下しているため、熱をつくる機能が低下する
・冷暖房によって寒暖差が激しい環境にいること、ストレス、生活の乱れ、ホルモンバランスによって、自律神経の交感神経が優位になり、身体の末端まで血や熱が巡らなくなる
・血行不良によって、血液の循環が滞る
私たちの生活習慣を考えると、結構思い当たることがありませんか?
ヨガでできることー呼吸
最も手軽に、身体を温める方法ではないでしょうか。
寒い日の朝、座って呼吸法を行っていると、体が温まってきて、
「やっぱり、呼吸って凄い」とあらためて思いました。
呼吸と言っても、無意識に行っている浅い呼吸ではなく、深い呼吸です。
皆さんご存知だと思いますが、一応簡単に説明すると。
吸うときは、お腹と胸を大きく膨らませます。「もう吸えない!」というところまで。
そして吐くときは、膨らませた胸とお腹を凹ませます。
おへそを背骨に引きつけるように。「もう吸えない!」というところまで。
これを繰り返します。
楽に座って(椅子でもいいです)、背筋を伸ばして行いましょう。
お腹と胸の筋肉や横隔膜が大きく動いて、まず腹部が暖かくなります。
その暖かさが、全身へと廻っていきます。(カパラバティを行うと、すぐわかりますよ)
深い呼吸は、血流が良くなって、代謝が上がります。ゆったりとした深い呼吸は、自律神経の副交感神経系を働かせ、リラックスする効果もあります。
ヨガのクラスで深い呼吸を練習しましょう。
ヨガでできることーアーサナ(坐法)
身体を動かすアーサナも、身体を温めるのに効果があります。
筋肉を使うことで、身体に熱を作るのです。
寒いとき、身体がブルブル震えるのは、筋肉を動かして身体に熱を作り温めているのです。身体って凄いですよね。
筋肉量の低下が原因で、熱を作り出す力が弱まり、慢性的な身体の冷えに繋がります。
筋肉量をあげることは、基礎代謝量もあがりますし、血液循環も改善されます。
ヨガのクラスで身体を動かすことで、筋肉量の低下を防ぎ、身体を温める力を養いましょう!
ヨガでできることー白湯を飲む
ヨガ・アーユルヴェーダでは白湯を飲むことをおすすめしています。
白湯を飲むことの効果としては、
毒素を排出してデトックスする
消化力が上がる
エネルギーのバランスを整える
体の機能を活発にして、活力を保つ
免疫機能を向上させる
冷えを解消する
など、たくさんの効果があります。
私も普段の飲み物では、白湯中心です。朝起きて一番に飲むのは白湯です。日中も白湯を持ち歩いていて、よく飲んでいます。
ヨガ以外では
他には、まず身体を外側から温めること。入浴や足湯。服装も身体を冷やさないように。
食事は身体を温めるものを、適量。
規則正しい生活で、自律神経が乱れないように過ごす。
などなどありますよね。
ヨガを生活に取り入れ、習慣にすることで、身体を温めて快適な身体を作りましょう。